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【北欧インテリア】岐阜県陶芸美術館『フィンランド陶芸』 鹿児島睦さんの講演会 まとめ

11月17日から岐阜県現代陶芸美術館では

フィンランド陶芸 ~芸術たちのユートピア~

マリメッコ・スピリッツ ~フィンランド・ミーツ・ジャパン

が2月24日(日)まで開催中です。

こんにちは。

レジデンシャルオーガナイザー®の村田純子です。

 

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【北欧インテリア】

岐阜県現代陶芸美術館 『フィンランド陶芸』展 ~鹿児島睦さんの講演会~

 

先日楽しみにしていた講演会へ♡

11月25日(日) 14時~15時30分

講演会 フィンラド陶芸の魅力

講 師 鹿児島 睦 氏

聞き手 草刈 大介 氏

会 場 セラミックパークMINO 国際会議場 

 

 

 陶芸家 鹿児島睦 氏って?

 

福岡生まれ、大学は沖縄県立芸術大学の美術工芸部で陶芸を専攻

コンランショップに勤務しながら、陶芸もされていたとか。

35歳に退職され、陶芸家へ

 

ご自宅の写真も掲載されている2015年のインタビュー

IDEE LIFE CYCLING  Interviews | File No.030

 

コンランショップ

私が学生の頃は東京と福岡にしかないショップで、

とにかく憧れのインテリアショップでした。

 

本を東京のコンランショップから通販で購入して、

 

テレンス・コンラン卿の作る空間に目を奪われていました。

その頃、このお店にお勤めだったとは~♡

 

今回の講演会で鹿児島さんは初めて岐阜へ来られたそうです。

最初に訪ねた場所が多治見だなんてうれしいなぁ^^

自己紹介で少し作品について触れられました。

 

その中で

海外でコレクションしてくださる方は

『ART』だと言ってくださる

でも

私は『道具』だと思っている。

というと怒られてしまう^^;と。

いやぁ、もうアートでしょ。なかなかお目にもかかれませんよ~!

 

作品は電気釜で作っておられ、

窯出しは奥様がされるそうですよ。

 

そして、近々のニュースとしては

飛騨産業株式会社さんの穂高というソファーが

50周年(鹿児島さんは生誕50年^^)ということで、

鹿児島さんが<ナベダイラ>というファブリック柄を創作

「おばあちゃんの家に遊びに行ったような、

暖かくて、懐かしい感じや、流行を追うのではなく、

ウィリアムモリスのような永く愛される、

手仕事感のある良いもの」

12月1日から全国発売されてます。

飛騨産業株式会社 穂高発売50thアニバーサリー

 

 

 

 フィンランド陶芸の魅力

 

フィンランドについて

 

鹿児島さんがフィンランドのハビターレ見本市へ行かれた時に、

感じたフィンランドについて、

お話してくださいました。

 

ヘルシンキは港町なので、福岡と似ている。

でも有明海は干潮・満潮の差が7mあるけれど、

フィンランドは差がなくいつも穏やか。

 

そしてフィンランドはサウナなしでは語れない国

サウナに入って、湖や海に飛び込む。

 

サウナ小屋もセルフビルドでつくってしまう方が結構いる。

フィンランド人はセルフビルドでなんでも作っちゃう方が多い。

職人たちが自由に、いいものを作れる環境が整っている。

フィンランドは

職人・デザインのユートピアなんじゃないかと^^

 

 

陶芸について

 

フィンランドの赤土をいかしたデザインについてや

蹴ろくろや手回しろくろについて

様々な作品を見ながら、どの部分が蹴ろくろでつくられているか?

想像しながらお話しくださいました。

 

 

ビルガー・カイピアイネンについて

 

カイピアイネンの作品は

大好きだからこそ、あえて避けているところがある。

正々堂々とした絵付けが興味深い。

 

展示されているフラワーツリーについて

こちらの作品は、見て嫉妬したそうです。

先にやられた悔しさがあるくらい素敵だった。と^^

 

 

ルート・ブリュックについて

 

元々はイラストレーター

建築学部を卒業されているけど、

時代で・・・。建築は職業にしなかった。

 

初期の作品は動物や花などをモチーフにした作品が多かった。

アラビアに属して、自由な作品作りができた。

50年代ごろから、作品のスタイルが変わり、

晩年は抽象的かつ立体的な作品が多くなる。

 

ヘルシンキ市庁舎にあるヘルシンキの街をイメージした

70年代の大きな作品は光源や人の動きで見え方が変わる。

 

ルート・ブリュックはイラストレーターから陶芸を始めている。

石膏を流した板に彫刻刀で彫って型をつくり、

粘土をいれると凹凸ができるレリーフ

きっと立体になるところが衝撃的だったんじゃないかな。

その喜びを伝えたい!そんな想いが伝わってくる作品が多い。

 

初期から晩年で作品は変化していっているけれど、

目指していたものはルート・ブリュックの中では変わっていない。

(長女 マーリアさん)

 

ブリュックのレリーフについて

大枠は左右同じだけど、細かいところが違う。

彫刻刀で彫った型は同じだけど、

その後の手作業で個体差を出している。

アラビアに属しながら、自由に作陶していた。

大量生産品は作っていなかった。

ただ、自分がつくりたいモノをつくっているだけでいいのか?

なんて想いがあったのではないか?

同じ型の作品でも、釉薬やハンコをかえたりする手作業を施すことで

個体差をだしていた。

そうすると、ファンの方は違うものも欲しくなる。

ブリュックなりのアラビアに対する貢献だったのでは?

 

ただ、レリーフ作業は重労働。

大きな型をつくるのは大変。

⇈こちらの作品は小さいピースは作りやすいので、

無数につくって大きな作品へ構成していったのでは?

 

そして、来年~2020年にかけてルート・ブリュック展が日本で開催!

現代陶芸美術館は、2020年春を予定してるようですよ!

まずは、今回の展示でご覧くださいね!

 

 

フィンランド陶芸とは

 

作家が独りよがりでつくっていない。

モノをつくることへのリスペクトがあるように思う。

政府が後押ししている。

定義がないような自由さを感じる。

 

 

 講演会に参加して

 

鹿児島さん、とても穏やかでおちゃめな方なんだなぁと思いました。

今回、お話を聴いて、ますますファンに。

いつか、福岡のアトリエにお邪魔して作品みたい想いがつよくなりました。

 

後日『フィンランド陶芸』展へ

お話聞いた後にみる陶芸は違いますね。

とても興味深く、これは蹴ろくろでつくったのかなぁ?

このレリーフのこの部分は手作業で個体差を出してるなぁ!

 

そんな風に感じながら見学することができました。

 

フィンランド陶芸は2019年2月24日まで開催しています。

是非、ご覧くださいね!私ももう一回行く予定です♪

 

 

 

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